2012年12月27日木曜日

雲南省と昆明市の紹介♪


こんばんはー

今回は、バンクーバーから少し離れて、

中国のことについて書きます!


というか、今年の7月まで私が住んでいた「雲南省」について、

基礎知識~的な部分を少し紹介したいと思います!


というのも、雲南省の、ある少数民族についてちょっと書きたいなぁー

と思って、書き始めていたのですが、

いきなりリス族がーとかヌー族がーとか言われても、読んでる人わけわからなくなるのでは!? と思い、

また、これから時々雲南での出来事とか書いてくと思うので、

そのベースとなる記事、にもなるかなーと思ったので、

「雲南省」とその省都である「昆明市」

について、紹介していきます!



●雲南省(うんなん)

1. 基本データ

人口は約4600 万人、面積は39.41 万km2(日本とほぼ同じ)、省都は昆明市です。

2. 地理

中国の南西部に位置する雲南省。中国の端っこにあり、ミャンマー(ビルマ)、ラオス、ベトナムと国境を面しています。緯度で見ると沖縄よりも南に位置していますが、大部分が高地であるため、南の地域を除いて、とても過ごしやすい気候です
また省内には長江やメコン川といった大河の上流も流れており、水資源が豊富です(資源は豊富ですが、雨が少ないため一部地域で毎年干ばつの被害が出ています)。
雲南省の94%が山岳高原地帯であり、北には6000m を超える山々が連なり、起伏に富んだ地形が織りなす大自然も雲南省の魅力の一つでもあります。

棚田で有名な「元陽」


実際、「雲南省=自然の綺麗なところ、観光地」と連想する中国人が多いです。

地図はこちらから!

大きな地図で見る


3. 経済

雲南省の一人当たりGDP は約20万5千 円(1 元13 円換算)。北京や上海と比べると5 分の1 程度。中国は直轄市・省・自治区、合わせて31ありますが、雲南省の一人当たりGDPは下から3番目です。
農村で暮らす人々の純収入は年約6万円とも言われています。中国国内でも格差があり、省の中でも格差があることがわかります。
しかしながら、東南アジアへの玄関口として注目を集め、近年開発が進められており、今まで何ヶ国か行ったことがありますが、実際、ここまで、まさに「建設ラッシュ」という場所は、見たことがありません。

<参考資料>
岡三証券株式会社「2010年の中国の地域別GDPと人口」


4. 少数民族

中国は漢族と55 の少数民族が暮らす多民族国家であり、ここ雲南省には、25の少数民族が暮らしています。そのうち15 の民族が雲南省にのみ居住しています。「とにかく雲南省にはいろんな民族の人が住んでいる」と理解してもらえればと思います。


・在重慶日本国領事館の雲南省概要 も参考になるかと。
http://www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/Japanese%20pages/kuikigaiyou/unnnannshou_gaiyou.htm

あ、雲南省は、プーアル茶の原産地だよー!


●昆明市(こんめい)

一人当たりGDPで見ると決して高くない雲南省。ここまでの印象だと、田舎で山が多い場所だと感じられるかもしれません。しかし、省都である昆明はとても発展している街であり、雲南省のイメージを覆される場所です。人の多さ、ビルの多さでは、少なからず、バンクーバーよりも規模が大きいです。




昆明市の人口は約726万人、面積は2.1万km2(東京都の約10倍)です。
市街地にはビルが立ち並び、たくさんの車が行きかう様子は都会そのもの。マックやケンタといった日本でもお馴染みのチェーン店や、グッチやシャネルといった高級ブランドのお店もあります。
以前、このブログでも取り上げましたが、ユニクロが今年の4月にオープンし、H&M、スタバなども続々登場しています!

※ついにユニクロがオープン!! 2012年4月29日更新記事

もちろんいかにも「中国」といったような、決して綺麗とは言えないお店もたくさんあります。新と旧、そして多様な民族が混在する街、それが昆明です。
昆明は標高約1900mにあります。低緯度だけど、高地なので四季を通じて春のような過ごしやすい気候です。
そのことから「春城」なんて呼ばれたりしています。
実際、「どこが一年中春だー」という苦情はよく耳にしますが、
夏は30度超えることはあまりなく、冬も雪が降ることは滅多にありません。体感温度的には結構寒いですが。


また、昆明ではいたるところで地下鉄の工事が行われており、
それに伴う渋滞が、かなりカオスです。。。



こちらは動画。15秒ほど。
街を走るバスから撮ったものです。
昆明のビルと地下鉄工事の雰囲気が伝わってくるかと思います。



これは、2011年2月から2012年1月の間、計5回配信した
「雲南通信:春城之風」というニュースレターです。

このブログの元となったものでもあります。当時はMLを使って配信しており、100人超に送っていました。なつかしいですね…。(過去配信したものは、今後ブログで再掲載する予定!)

これはその、創刊号になります。
上に書いた内容と、結構かぶっていますが、クリックしてアップにすれば、読めると思うので、よかったらぜひ♪





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おいおいおい、このタイミングで雲南の話しかよー…でもあの棚田行って見たいなー…と思った方は、ポチっとお願いします!

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