2018年1月4日木曜日

はじめまして、2018年。

もう2018年か。

今年の年越しはシャン州、カローの山奥でトレッキング。パオ族の民家で2018年を迎えた。

チキンの丸焼き、美味しかったなー。




さて、まずは簡単に2017年を振り返り。


2017年は、今までの人生の中でも特別な1年だった。


会社に辞表願いを伝えたのは、去年の1月7日の土曜日。

いま言う!と決めてから、いざ上司に声をかけることができるまで
15分くらいかかったと思う。でも、15分とは思えないくらい長く長く感じた。


あれからもう1年。


退職したのは5月末。

会社の送別会も、社員だけの送別カラオケも、涙を堪えきることなんて不可能だった。


ミャンマーに来てからの3年間、楽しい思い出もたっくさんあるけど、楽なことばかりではなかった。
それでもやってこれたのは、いつも皆に助けられていたからであり、皆のことを誰よりも考えていたからでもあり、
またそれがすごく幸せだったんだと思う。

自分の想いが少しは伝わっていたのが実感できて、なんか、すごく嬉しかった。

絶対に、素敵な会社を作るんだ、素敵な仲間を作るんだ、と心に誓った。



そして、起業。

本当に多くの方々に温かい言葉をかけてもらい、応援をしてもらい、実際に足を動かして協力をしてもらい、引き継ぎ、退職、会社の設立、事業のスタート、と少しずつ先に進むことができた。

すべてが順調だったとは言えないけれど、感謝しきれないほどの支えのおかげでやっとHOME Myanmarという会社は、海に出ることできた。




2017年、は『進』化の1年、とにかく前に進む。そう去年のブログに書いた。

結果的に『進』となった1年ではあったけど、どちらかというと、『歩』くらいの、ゆっくりとしたペースだったと思う。


2018年は『攻』めの1年にしたい。
たくさん種を撒き、様々なことにチャレンジしていく1年。


ざっくりとした目標を。目標というか、もはやTo Do Listや。

(1) トリップアドバイザーの「Outdoor Activities in Nyaung Shwe」と「Tours in Nyaung Shwe」のカテゴリーで1位を獲る
(2) スタツア2本以上やる
(3) オリジナルコーヒーを販売する
(4) ミャンマー人スタッフを2名雇う
(5) 社員旅行をやる
(6) 粗利を倍にする
(7) チェンマイに行く
(8) ホーチミンに行く
(9) 日本に2週間くらい帰る
(10) J-Asiaに参加する
(11) SUPツアー始める
(12) サッカー教える


これを見ていると、あぁ今年もたくさんの人の協力が必要そうだ、、、と
そんな気がしてきた。


さぁ、2018年、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年5月16日火曜日

記念すべき日


今日は、私の人生の中でも記念すべき日でした。

だから、なんとなく記録しておきたくて。


今日、現地の監査法人で会社の登記申請をしてきました。


私の中ではちょっとドキドキでワクワクなことで
「これどうしようか」「あれどうしようか」といろいろ聞いていて。

でも監査法人の人は
「どうでもいいから早くしてよ」「今日申請するの?しないの?どっち?」
みたいな雰囲気で。

資本金も「計算しづらいからこれでいい?」
って、え、いやそんな適当?みたいな。


あくまで、何も言わず、温かく微笑みながら待っててくれたんだけど
世の中にいくらでもある「会社」のいくらでもある「会社設立」の一幕でしかないんだよな。



会社名は「HOME Myanmar Co., Ltd.」

の予定だったけど、Myanmar と HOMEぶらぶらぶら
という会社はたくさんあるからダメだ。

と。

いやいや違うんだ。


Myanmar HOMEぶらぶらぶら



HOME Myanmar は、まったく違うんだ。


名刺も1000枚刷っちゃったよ

ロゴも高いお金払って作ったんだ

賄賂はいくら渡せばいいの?


と適当なことたくさん伝えといたら

とりあえず申請通るかどうか、明日連絡するね、となった。


ダメだったら、どうしようかな。


どうしようかな。


ノリで決めよう。


おやすみなさい。

2017年2月19日日曜日

少しずつ


少しずつ、暑くなってきたヤンゴン。

何も変わらぬようで、少しずつ変わっていくヤンゴン。


昨日、オフィスが移転した。

私がミャンマーに来てから、2回目の移転。

14年10月に1回目の移転、今回が2回目。


ふと昔のスマフォを取り出して、写真を見てみた。

この2年半の間、本当にたくさんのことがあったなぁ。


もっともっと長くいる人からしたら

2年半がなんや、と思うかもしれないけれど

私にとってのこの2年半、学生を卒業してからほとんどの時間を費やしてきた
ミャンマーでの時間は、きっと一生忘れないものになると思う。



でも、忘れるんだろう。きっと。


オフィスが水浸しになったり、オフィス内で非常事態宣言が飛び出たり、
上司がトイレに閉じ込められたり、オフィスにキノコが生えてたり、
よなよな排水溝から出て来るゴキブリも、机の上を歩くアリも、
ドライバーがおごってくれたご飯も、スタッフと行った旅行も、
家に帰ったら電気が止められてたことも、パークロイヤルでの謎の作戦会議も、
全部忘れたくない。

オフィスで泣いたことも、土下座したことも、忘れたくない。


でも悲しいことに、忘れるんでしょう。きっと。


忘れたくないから、ここに書いてるのかもしれないけど

でも、これから待っている未来は、もっともっと面白いことで溢れているはず。

忘れたくないことだらけで埋め尽くされるはず。


今はものすごく、ワクワクしている。

不安がない、といったら嘘になる。

臆病者で優柔不断な自分で大丈夫かと、不安だらけ。

でも、そんなやつでもやれるんだと、言えるようになりたい。


不安がなくなることなんて絶対にないし、

自信がつくまでは、まだ時間がかかるかもしれないけど、

そんなのボーッっと突っ立ってたって、どうにかなることじゃない。

少しずつでも、やるしかない。動くしかない。


少しずつの積み重ねが、いつか違いを生むはず。

周りが気づかぬうちに、自分はものすごく成長しているかもしれないし
取り残されているかもしれない。


幸運なことに、腹黒いからか、
嫌なことも辛いこともストレートに受け止めることなく
愚痴って楽しめる性格だから、大丈夫でしょう。


こんなこと書いてるくらいだから、きっと不安なんだな。

まぁ、いいや


きっとうまくいく。

そう信じて、少しずつ、でも着実に、進んで行こう。

2017年1月2日月曜日

はじめまして、2017年


約1年ぶりのブログ更新。

もう、もうなんだっていいじゃないか。


今年の年越しは

タイ、サメット島。


予想以上に、海、綺麗だった。

もう少しのんびりしたかったな。


タイはやっぱりすごい。
何度行っても、すごいと感じる。
こんな居心地いいとこあっていいのか。

「ミャンマーのいいところは?」と聞かれたら
「タイに近いこと」と答えたくなるくらい。
手に入らないものは何もない。

でもミャンマーは、こうなってほしくない。
ミャンマー人の温かさ、ほのぼの感が、いつまでもなくなってほしくない。


健全な発展なんて難しんだなぁと、タイを見てて思う。

綺麗事ばかりは言ってられないし、ミャンマー人の望む未来、この国の姿がどういったものかは知らないし
自分がそのことに何かケチつける資格なんてない。

だから、よそ者がこの国のためにできることは
“良質な雇用を生むこと”、“可能性を広げるお手伝いをすること”、“新しい価値観を吹き込むこと”、
そんなことなのかな。

なんでこんなこと書いてるのかよくわからないけど
やっぱり旅に出ることは、いいことだ。


2016年は『変』化の多い一年でした。
職場環境も立場も、自分の覚悟も。

2017年は『進』む、とにかく前に進む。
そんな一年にする。


正しいと思うことに正直に、シンプルに、
自分に嘘をつかず、自分を裏切らず。


これからヤンゴンに戻ります。


はじめまして、2017年。
1年間、よろしくお願いいたします。


2016年1月31日日曜日

どうも、小生です。


どうも、小生です。

今日は、オフィスで面白いな〜と思ったことの話。


小生、先日オフィスで隣に座ってるミャンマー人(日本語話者)から

「日本から来たメールが、どう返せばいいかわからないんです」

と相談を受けました。


分からなかった部分を簡潔に言うとこんな内容。

「●●をTOに、小生をCCに入れてご返信お願いします。」


うちのスタッフは
「小生」がその人のことを指していることは
ちゃんと理解していたのですが

小生さんは、個人アドレスではなく小生さんがおそらく属しているであろう
セクションの共有アドレスを使っていたため

小生さんのアドレスはどれ??となり、どうすればわからなかったわけです。


私からは

shonama@●●●●●.co.jp

宛に送ってみたらどうですか?

もしくは

小生様のアドレスを教えていただけますか?

と聞いてみてください。

とケラケラ笑いながら話していました。

外国人と日本語使って仕事するとき
小生とか(小職も)使う必要ありますか?というのも思いますし

日本の会社と仕事するならそれくらい勉強してください!というのもわかることはわかります。


英語もそうですよね。

非英語圏の人間同士が使う

"ビジネスイングリッシュ"なんて、めちゃくちゃだし

でもそれで成り立っちゃうわけで。


ネイティブ相手に対等に仕事しようとしたら
絶対にそれじゃダメだし。

身につけたい語学のレベルは
すべて目的次第ってことですね!

ただいまバンコクなう。

ポンデリング大量に買い込んで、今からヤンゴン戻ります!